税務調査は、納税者が提出した申告書が法令の適用などに関して正しく計算・作成されているかどうかを確認するために行われます。税務調査には、強制調査と任意調査があり、一般にいう税務調査とは「任意調査」のことです。

任意調査は、中小規模の会社の場合、通常1~2人の調査官によって2~3日かけて行われます。たいていは直近の3年間を対象に調査が行われます。

任意調査でチェックされるのは、売上計上時期に誤りがないか、売上の計上漏れがないか、架空の人件費または外注費が計上されてないか、在庫の計上漏れはないか、役員の個人的な経費など不正な交際費等の支出がないか__といった点です。基本的に、帳簿類の通査、現金・有価証券・貯蔵品など現物への調査が行われます場合によっては、取引先や銀行などへの反面調査も行われます。不答弁や検査拒否をすると、取引先なども処罰の対象です。

最後に問題点の指摘や、税務当局の見解が示されます。納税者が間違えていた場合は、通常は修正申告書を提出して調査完了です。

一緒に食事をした相手の名前を領収書などにメモをするなど、日ごろから証拠の保存を心掛けておくことが大切です。

 

出典:2015年(平成27年)4月6日(月) 第3366号