Q:建設会社を経営する隣人に、資材置き場として土地を貸すことにしました。3年間使いたいとのことだったので、契約期間である3年分の地代をまとめて受け取りました。賃料すべてを今年分の収入にするのか、それとも3年に分けるのか、どちらで申告するべきでしょうか。

A:不動産所得は原則として支払いを受けた年の収入金額とします。来年以降の地代を一括して受け取ったときもその金額を今年分の収入として申告しなければなりません。その際は、受取地代にかかる固定資産税などの必要経費についても、今年分だけではなく、来年以降の分の概算額をあわせて申告します。概算額と実際の金額に差額が生じたときは、ズレがあることが分かった年の分の必要経費として申告します。
支払われた年の収入金額とするのが原則ですが、取引についての帳簿書類を保存し、それに基づいて所得額を計算しているなどの要件をクリアすれば、受取地代の期間に対応する各年分の収入として申告できます。

数年分の地代を1年分の収入にするとなると、年間所得が高額になり高い税率がかけられることが多いので、帳簿書類を保存するようにしましょう。

出典:納税通信 第3487号 平成29年8月28日