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「見たことのない日本を見に行こう!」

2025.05.23

スタッフ日記
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以前、あと何回子供達と旅行に行けるんだろうと思ったら、

“一緒に見たい景色、小学生の今だからこそ見せておきたい景色がたくさんあるな”と思い、

春休みに「まだ見たことのない日本を見に行こう!!」をテーマに家族旅行に行ってきました。

今回はその一部をご紹介したいと思います。

この旅で私が一番行きたかった場所は三重県にある答志島です。

答志島は伊勢湾最大の離島で人口は約1,000人、半数以上の人が漁業に従事しています。

この島には鳥羽市の無形民俗文化財に指定される

一定年齢に達した男子を世話役の大人が預かって面倒を見るという寝屋子制度が残っていたり、

全ての家や店、工場や学校に、年に1度行われる神祭で使われた炭を使って

島にある八幡神社の魔除けの印「マルハチ(○の中に八)」が

大漁祈願や家内安全の意味が込められ描かれています。

私達が行った時は、ワカメの刈り取りが最盛期を迎えている時で、

朝に刈り取ったワカメの根や茎を取り除いたあと、

温めた海水で漬け込み保存用の「塩蔵わかめ」を作る作業をしているところを見ることもできました。

優しい磯の香りが漂っている中で手際よく作業している漁師さん達の姿が印象的でした。

次の日の朝、子供達は釣りへ行き、

私は日の出が見たくて早起きをして宿から歩いて30分、ブルーフィールドという場所へ。

海に向かってウッドデッキが続き、

見えている景色を独り占めしているような気持ちになりました。

6時になるとサイレンの音が響き渡り、1人2人と港に島民が集まってきました。

島の目覚めを垣間見れたような気がして特別な時間に感じました。

信号も無いコンビニも無い島、海と共に暮らしている人達の生活は、

子供達の目にどのように映り、どのように感じたのでしょうか。

次はどんな日本を見に行こうかな、と考えています。

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