2020.02.10
明日(2/11)は、建国記念日ですね。
祝日を月曜日に動かして三連休にするハッピーマンデーがある中に、2/11の建国記念日は移動しない日のようですね。
建国記念日って何をもって建国記念日なんだろう?
漠然と国家が出来上がった記念の日なんだろうなーとは思っていましたが、ちょっと調べてみました。
日本では実際の建国日が明確でないので、建国神話(日本神話)を基に建国を祝う日として定められました。
1966(S41)年に総理府の付属機関として建国記念日審議会っていうのが発足されて約半年間審議をして建国記念日は制定されたようです。(佐藤栄作内閣総理大臣当時)
10名の委員さんからなり、祝日にするか、それは何日にするかとか話し合いました。
祝日化は望ましくない。
憲法記念日と同じでいい。
聖徳太子の十七条憲法発布の日がいい。
サンフランシスコ講和条約発効の日がいい。
…など、世論からも色んな意見が出ました。
日本神話に書かれている古事記や日本書紀で初代天皇とされている桓武天皇の即位日が、紀元前660年1月1日(旧暦の)、その日をグレゴリオ暦に換算した日が2月11日。
1873(明治6)年に2月11日は、日本国の建国の日として「紀元節」と定められ祝日となりましたが、第二次世界大戦後にGHQが日本の文化から国家神道を徹底的に排除しようとする過程で廃止されました。
それが1966(昭和41年)に復活したという形で決まったようです。